大津の家～太陽と大地。ふたつの恵みと暮らす家

滋賀県大津市

カテゴリ｜住宅

滋賀県草津市の工務店「株式会社スムース（sumus）」様の社名は、住まいの「住む」と、共に創るという複数の意味の「S」に由来しています。
そんなスムース様が目指しているのが、「家族のこれまでとこれからをつなぐ住まいづくり」。

季節を届ける心地よい光や風。家族でごはんを食べるときに見える外の景色。素足で気持ちの良い無垢の床。兄弟げんかで傷をつけて、自分達で塗り直した壁。全てが家族にとってのふるさとの記憶になります。
そんな家族の「これから」をつくるのは、何でもない日常であり、その土台となるのが家だと考え、心豊かな暮らしを積み重ねていけるように、お施主様ご家族の「これまで」と「これから」に寄り添われた家づくりに取り組まれています。

2020年2月に竣工した「大津の家」はそんなスムース様の設計部社員・T様のご自宅です。外壁には、スーパー白洲そとん壁Wをご採用いただきました。

外壁：スーパー白洲そとん壁W（W121かき落とし仕上げ）

コンセプトは「太陽と大地。ふたつの恵みと暮らす家」。
住み心地をT様に伺いました。
「気持ちの良い朝日を浴びながら１日が始まります。公園がある南面に大きな窓を設けて、冬は暖かい日差しを取り入れ、夏は大きく出した屋根や庇が暑い日差しをカットしてくれます。室内からは公園の奥に広がる山の景色を四季の移ろいを感じながら楽しんでいます。」

ダイニング

室内の壁はスムース様のお勧め内装材・湯布珪藻土。調湿効果で梅雨時期のジメジメの解消や冬の乾燥時期も壁に水を吹き付けることで加湿し、1年中気持ちのよい空間に。そして、和室とリビングの壁には本聚楽土を採用し、左官屋さんと一緒にこだわり抜いた風情のある壁に仕上がっています。
無垢の床やコルクタイル、和紙の壁やイ草畳、そして土壁。素肌に心地よく、安心な自然素材がT様家族を包みます。

室内の様子

また、T様邸には太陽の恵みを活かすOMXという全館空調システムが導入されています。屋根に設けたOMソーラーパネルで太陽の熱を利用し、冬は全館暖房を行い、お湯をつくることができます。夏は給湯器から出る廃熱を利用した冷房も特徴で、一年中いつでも一定の室温を保ち気持ちのいい空間に。ソーラーパネルでは発電も行い、電気も自給自足の生活。住まわれてから10か月を経て、その快適性と省エネ性を実感されています。
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