リフォーム成功のカギは壁!シラス壁で叶える理想の住まい

2025/03/14(金) シラス壁コラム

 


はじめに

家のリフォームを考えたとき、多くの人がキッチンやお風呂、床の張り替えなどに注目します。しかし、実は「壁」こそが住まいの快適さを大きく左右する重要な要素なのです。特に最近注目されている「シラス壁」は、健康的で快適な住環境を作るための優れた素材です。

本記事では、シラス壁の特徴やメリット、実際のリフォーム事例などを紹介しながら、理想の住まいを実現する方法について詳しく解説します。


シラス壁とは?

シラス壁とは、火山噴出物である「シラス」を原料とした壁材のことです。シラスは九州地方を中心に大量に存在する自然素材で、多孔質(小さな穴がたくさん空いている構造)であることが特徴です。この特性により、シラス壁は優れた調湿効果や消臭効果を発揮し、快適な室内環境を作り出します。


シラス壁のメリット

湿気を調整して快適な空間に

シラス壁の最大の特徴は、湿気を吸収・放出する「調湿機能」です。梅雨時期には湿気を吸い取り、乾燥する冬には湿気を放出するため、年間を通して快適な湿度を保つことができます。これにより、結露の発生を抑える効果もあります。

消臭効果で空気をきれいに

シラス壁にはニオイの元となる成分を吸着・分解する性質があります。ペットのニオイやタバコの煙、料理のニオイなどが気になるご家庭には特におすすめです。

化学物質を吸着し、健康的な住環境を実現

近年、「シックハウス症候群」が問題視されていますが、その原因のひとつが建材から発生するホルムアルデヒドなどの化学物質です。シラス壁は、これらの有害物質を吸着・分解するため、健康的な空間づくりに貢献します。

 耐久性が高く、メンテナンスが楽

一般的なビニールクロス壁と比べると、シラス壁は耐久性が高く、補修が可能というメリットがあります。万が一汚れたり、傷がついても、洗浄剤や補修材で簡単にお手入れが可能です。インテリアにもマッチします。


シラス壁のデメリットと対策

どんな素材にもメリットとデメリットがあるもの。シラス壁にもいくつかの注意点があります。

初期費用がやや高め

シラス壁は通常のビニールクロス壁に比べて材料費や施工費がやや高めです。しかし、耐久性が高いため、長期的に見るとコストパフォーマンスは決して悪くありません。

施工には専門技術が必要

シラス壁の施工は専門の職人による手作業が必要です。そのため、リフォームを考える際は、シラス壁の施工経験が豊富な業者を選ぶことが大切です。


シラス壁を取り入れたリフォーム事例

事例1:リビングの壁をシラス壁に

あるご家庭では、結露やカビに悩まされていました。そこで、リビングの壁をシラス壁にリフォームしたところ、湿気の調整がうまく機能し、結露が大幅に減少。家族全員が快適に過ごせる空間になりました。

事例2:寝室の空気環境改善

寝室の壁をシラス壁に変更したことで、夜中の乾燥感が減り、ぐっすり眠れるようになったという声もあります。特に、小さなお子さんやアレルギーを持つ方にとって、シラス壁の効果は大きいです。


まとめ

リフォームを成功させるためには、見た目だけでなく、住み心地の良さも重視することが重要です。シラス壁は調湿機能や消臭効果、健康面でのメリットがあり、快適な住環境を実現するのに最適な壁材です。

少しでも興味を持った方は、リフォームを検討する際にシラス壁を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?


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