長寿命な家を建てるなら必見!シラス壁の耐久性とは?

2025/02/20(木) シラス壁コラム


シラス壁とは?

家を建てるとき、外壁の素材選びはとても大切です。その中でも最近注目されているのが「シラス壁」です。シラス壁とは、火山灰の一種である「シラス」を使った塗り壁のこと。南九州でとれるシラスを主成分とし、環境に優しく、機能性にも優れた壁材です。

では、なぜシラス壁が長寿命の家に適しているのでしょうか? その理由を詳しく見ていきましょう。


シラス壁の耐久性

断熱性と調湿性の両方を兼ね備えた家を作るには、どんな材料を使えばいいのでしょうか?
その答えの一つが「シラス壁」です。

高い耐候性

の理由は、シラスが無機質の天然セラミック素材だから。さらに、寒い地域でも凍って割れることが少なく、酸性雨や潮風にも強いので、どんな地域でも安心して使えます。

また、防水性が長く続くので、塗り替えの回数も減らせてメンテナンスが楽になります。

透湿性が高く、湿気から家を守る

シラス壁は多孔質な構造を持ち、優れた透湿性を発揮します。一般的な外壁材では防水塗装を施すことが多く、内部の湿気がこもりやすくなりますが、シラス壁は塗装を必要とせず、自然に湿気を外に逃がします。これにより、建物内部の結露を防ぎ、カビの発生を抑えることができます。

そのため、湿気がこもりやすい日本の気候に適しており、快適な室内環境を維持するのに役立ちます。

ひび割れしにくい

一般的なコンクリートは経年劣化により強度が低下しますが、シラス壁(スーパー白洲そとん壁W)は時間の経過とともに強度が増す特性を持っています。

実際のテストでは、施工後11年たったシラス壁の強度は、施工直後の約3.1倍にもなっていました。これは、シラスがセメントと反応して強度を増す「ポゾラン反応」という働きによるものです。この性質のおかげで、ひび割れが起こりにくく、家の壁を長く丈夫に保つことができます。


メンテナンスのしやすさ

シラス壁は、普通の外壁材と比べてお手入れが楽なのも大きなメリットです。一般的な外壁は、定期的な塗り替えが必要ですが、シラス壁(スーパー白洲そとん壁W)は、その必要がありません。

その理由は、シラス壁(スーパー白洲そとん壁W)の防水メカニズム。オリジナルの下塗り材と上塗り材の2層構造で、下塗り材は超微細なシラス粒子で構成しているため、水蒸気の細かい粒子を通しながら、雨水の大きな粒子は通しません。

また、もし傷んだ部分が出ても、部分的に補修できるので、全体を塗り直す必要がありません。そのため、長く使うほどメンテナンスの手間と費用を抑えられます。


環境に優しい家づくり

長寿命な家づくりには、環境への配慮も欠かせません。シラス壁は天然素材で作られており、有害な化学物質を含まないため、人にも環境にも優しい壁材です。

また、製造過程でも二酸化炭素の排出量が少なく、環境負荷が低い点も評価されています。持続可能な家づくりを考えるなら、シラス壁は非常に魅力的な選択肢です。


まとめ

シラス壁は、

  • 耐候性が高く、長寿命
  • 自然の透湿機能で建物を守る
  • ひび割れしにくい
  • メンテナンスが楽
  • 環境に優しい

といったメリットがあります。長く快適に住める家を建てたいなら、シラス壁を検討してみてはいかがでしょうか?


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