古い家の壁をリフォーム!シラス壁に変えるとこんなに快適に!

2025/03/05(水) シラス壁コラム

「画像提供:中西建築 https://nakanishikentiku.sakura.ne.jp/wp/

古い家に住んでいると、「壁が汚れてきた」「カビが生えやすい」「夏は暑くて冬は寒い」といった悩みが出てきませんか?

そんなときにおすすめなのが「シラス壁」です。

シラス壁は、火山灰から作られる自然素材の壁で、快適な住環境を作る力を持っています。今回は、シラス壁の特徴やメリット、リフォーム方法について詳しくご紹介します。


シラス壁とは?

シラス壁の「シラス」とは、火山の噴火でできた火山灰の一種です。特に九州地方に多く存在し、これを原料にした壁材が「シラス壁」です。

見た目は土壁や漆喰(しっくい)に似ていますが、調湿機能や消臭効果などの性能が優れているのが特徴です。


シラス壁のメリット

調湿効果でカビや結露を防ぐ

シラス壁は、空気中の湿気を吸ったり吐いたりする「調湿機能」があります。湿気が多いときは吸収し、乾燥しているときは放出するため、部屋の湿度が快適に保たれます。

これにより、

  • 結露が減る
  • カビの発生を抑制する
  • 夏のジメジメ、冬の乾燥が軽減される

といった効果が期待できます。

消臭効果で空気がきれいに!

シラス壁は、ニオイを吸収・分解する力を持っています。

タバコやペットのニオイ、料理のニオイがこもりにくく、部屋の空気がスッキリします。

耐久性が高く、メンテナンスが楽

シラス壁は自然素材ですが、耐久性が高く、ひび割れしにくいのが特徴です。

また、静電気を発生しにくいため、ホコリが付きにくく、お手入れが簡単です。

夏は涼しく、冬は暖かい

シラス壁には調湿性と断熱性があり、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作ってくれます。

冷暖房の効率が上がることで、電気代の節約にもつながります。


 シラス壁へのリフォーム方法

シラス壁にリフォームする方法はいくつかありますが、一般的なのは以下の3つです。

 既存の壁に上塗りする

現在の壁がしっくい壁やクロス(壁紙)なら、その上からシラス壁を塗ることができます。

工期も短く、費用も比較的抑えられます。

壁を塗り替える

壁の状態が悪い場合は、古い壁を剥がしてからシラス壁を施工します。

下地からやり直すため、耐久性が高く、長持ちする仕上がりになります。

DIYで施工する

「自分でやってみたい!」という人向けに、DIY用のシラス壁材も販売されています。

コテを使って塗る方法が一般的ですが、少しコツが必要なので、初心者は練習してから取り組むとよいでしょう。


シラス壁リフォームの費用

費用は、施工方法や面積によって異なりますが、

  • 上塗り(既存の壁の上から塗る)…1㎡あたり6,000円~8,000円
  • 塗り替え(古い壁を剥がして施工)…1㎡あたり7,000円~12,000円
  • DIY(材料費のみ)…1㎡あたり約1,600円~4,000円

くらいが目安です。

業者に頼む場合は、施工費や人件費がかかるため、見積もりを取って比較するとよいでしょう。


まとめ

シラス壁は、
✅ 湿度を調整して快適な空間を作る
✅ ニオイを吸収して空気をキレイにする
✅ ホコリが付きにくく、お手入れが楽
✅ 断熱・蓄熱効果で夏は涼しく、冬は暖かい

といったメリットがあり、古い家の壁リフォームに最適な選択肢です。

費用や施工方法を考慮しながら、自分に合った方法でリフォームを検討してみてください!


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