施工事例
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愛車が見える仕事場
埼玉県狭山市
国内有数の高級茶「狭山茶」の産地として有名な埼玉県狭山市。
東京の近郊都市でありながら、自然林や農地・茶畑など自然豊かな風景が広がる自然環境に恵まれた街です。
この街に、シラス壁を採用した高橋勇設計事務所の事務所兼住居が完成しました。
外観:スーパー白洲そとん壁W W-121掻き落とし仕上げ
壁材を選ぶポイントは何か。高橋勇氏にお話を伺いました。
「まず安全であること。仕上がりの感触が危険でないことはもとより、素材として安全なものを選択しなければクライアントの為の家造りにはなりません。」
シラス壁の採用理由についてもお話いただきました。
「シラス壁の性能は以前から気になっていましたので、自邸兼事務所で試用することはかなり早い段階で決めていました。
シラス壁をはじめ断熱材・セルローズファイバーや無垢材を使った建築を目指していたので、複合させた上での性能を考慮し採用しました。
“新築の感じがしない仕上がり感”も気に入りました」
「時間によって変化していくこと、その経過が体感できることが住まいの大事な要素だと考えています。
先日、外壁の掻き落としの質感が懐かしいと言われました。
シラスの産地で地元の人が、このシラス壁を作っていることにも好感を持っています。」
奥様にも、シラス壁の家に暮らして「実際に感じたこと」をお聞きしました。
「私はアトピーなのですが、この家に住むようになってその症状が出なくなりました。
以前住んでいた木造のアパートは湿気がひどかったのですが、この家では湿気を感じません。カビもないし、ゴキブリも出ませんね。
夜遅くに洗濯をして、シラス壁のLDKに干すと翌朝には乾いているんです。結露や部屋干し特有のいやな臭いもなく驚きましたね。
また、料理の臭いが拡がることもなく、シラス壁にして良かったと実感しています。
そういえば、前の家から空気清浄機を持ってきましたが一度も使っていません。」
除湿機や衣類乾燥機、空気清浄機等の電力を消費する機器に頼らず、快適な暮らしを実現されているようです。
左 2階LDK:中霧島壁ライト L-21アラバケ引きヘッドカット仕上げ
右 2階LDK:中霧島壁ライト L-29アラバケ引きヘッドカット仕上げ
この住まいでは、内装材のカラーを2色使用しています。
南・西・北面はL-21、階段まわりの東面はL-29を採用しました。
「東面のカラーを変えたのは、1階の事務所と2階のリビング、そしてロフトまでが一体の空間であることを壁で表現したかったためです。
左官屋さんに無理を言って施工してもらいましたが、相当大変だったようです。
そのかわり、出来上がりにはとても満足しています。
事務所のこの壁面に本棚を作り付けましたが、棚板だけのデザインにすることで壁の意匠が途切れないよう工夫しています。
夕方、陽の光がこの壁面にあたるとピンク色に見えるところも完成してからはじめて分かったうれしい誤算です。」
上 1階事務所:中霧島壁ライト L-29アラバケ引きヘッドカット仕上げ
事務所の窓から見えるのは、高橋氏の長年の相棒フィアット500Lの横顔。
同い年の相棒は、高橋氏が忙しい仕事中もずっとそばにいます。
古い枕木を使用したガレージは、レトロでノスタルジックな雰囲気が漂い、スーパー白洲そとん壁Wの外観とも上手く調和しています。
100%自然素材でありながら、消臭・調湿機能に優れたシラス内装材 中霧島壁ライト。
防水機能と透湿機能を兼ね備えた画期的なシラス外装材 スーパー白洲そとん壁W。
暮らしていく中で実感できるシラス壁の性能。
シラス壁は、安心で快適な住まいづくりの一役を担っています。
高橋勇設計事務所
埼玉県狭山市狭山台3-13-10