施工事例
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カフェ&レストランLENRI
静岡県浜松市
浜松市街から北へ車で30分程のところにある連理の木が見えるカフェ&レストランLENRI。
その建物は、厳かにそして堂々と佇む。あたりはまるでフランスの田舎のようなのどかな景色。併設する自家農園でつくる採りたての食材を取り入れた料理と美味しい珈琲で人気のレストランです。
この店舗の外装にスーパー白洲そとん壁W、内装にビオセラが採用されています。
古城をイメージした外観。シラス壁×石×アイアンの組み合わせ。時が経つにつれ味わいがでてくる本物の素材で、厳かな佇まいを演出。
スーパー白洲そとん壁W 特注色 オリジナル掻きおとし仕上げ
店名の由来は、農園を整地する際に偶然に発見した大きな連理の木から。一見一本に見える連理の木ですが、実は二本の木が支えあい連なっています。連理とは、夫婦の象徴、比翼連理という意味合いを持つ言葉です。カフェ&レストランLENRIにある連理の木の木種は榎で縁結びの木とも言われています。 |
入り口は、シラス壁と地元の石を積み上げ、連理の木をモチーフにしたアイアンの門扉を取り付けている。 |
カフェ&レストランLENRIのマネージャー 中村 藍氏に、お話を伺いました。
「農園付きの小さいカフェを開こうと思ったのが、このお店をつくるきっかけでした。」
店舗のコンセプトキーワードは“癒し・安らぎ”“時を忘れることができる”“欧州古城の佇まいのような落ち着いた雰囲気”“高齢者にも優しいユニバーサルデザイン”“自然素材”“耐震”。静岡県建築士会浜松支部が実施した初の設計コンペにおいて最優秀賞に選ばれた有限会社 住環境研究所(代表 藤田昌弘 静岡県浜松市)に設計を依頼しました。
「みんなで意見を出し合っていくうちに今の形となりました。イメージ以上のものになって、大変嬉しいです。」
1F店内:左 フロアから一段下がった暖炉のあるスペース。開口部からは明るい光が差し込む。
右 フロア中央部にあるカウンター。ショーケースには、自家製のケーキが並んでいる。
ビオセラ BC-50 オリジナル櫛引き仕上げ
1F店内:南側の個室。プライベートテラスがあり、外でお茶を飲むこともできる。
ビオセラ BC-50 オリジナル櫛引き仕上げ
1階と2階で趣の異なる雰囲気を演出しているカフェ&レストランLENRIですが、どちらのフロアにもシラス壁が使用されています。
シラス壁採用の理由を聞きました。
「以前、父が東京の展示会に訪れた際にシラス壁を見て気に入り、それがきっかけでセカンドハウスに採用しました。心地よく、自然素材100%でとてもいいものだからということで、このカフェレストランにも採用しました。」
シラス壁を実際にご体感いただいたうえで、お客様のためにとお選びいただきました。
店内は清々しく、“食べ物の匂いが気にならない”とシラス壁の消臭効果も実感していただいています。
2F店内:シラス壁×木による温かみのあるデザイン。ゆったりとした椅子に腰掛けると、目の前には連理の木が…
ビオセラ BC-50 オリジナル櫛引き仕上げ
カフェ&レストランLENRIには、時間を忘れてゆったりできる場所がもうひとつあります。 |
幻想的なトイレへのアプローチ |
トイレ:ホテルの一室のようなラグジュアリーな空間。思わず時間を忘れてしまいそう。
ビオセラ BC-50 オリジナル櫛引き仕上げ
カフェ&レストランLENRIで提供する自家農園の野菜は無農薬のため、見た目には美しくないものもあるそうです。でも、味は本物。そのため、野菜本来の味が味わえるとお客様に喜んでいただいています。
本物を追求する姿勢は、100%自然素材にこだわるシラス壁と通じています。
私たちがレストランに足を運ぶ理由は、食事のためだけではありません。
過ごす時間や会話、そしてお店の雰囲気を楽しみたいから。
カフェ&レストランLENRIは、デザイン性と居心地のよさを兼ね備えた空間で、私たちを非日常の世界に連れていってくれます。さらには目の前の農園で採れる新鮮な野菜をその場で味わうことができる理想の場所。
オープンから2年が過ぎましたが、お店の評判は広がり、地元の方だけでなく遠方からも多くの人がこのお店に訪れています。
連理の木に誘われて、足を運んでみませんか?
カフェ&レストランLENRI
431-2102 静岡県浜松市北区都田町8501番地の2
TEL:053-428-7000
URL:http://www.lenri.com/