施工事例

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自然素材の気持ちのいい動物病院

宮城県仙台市

設計 設計島建築事務所

杜の都・仙台の中心部から車で20分。落ち着いた雰囲気の住宅街に、『北の杜動物病院』があります。
この動物病院の外装に、「スーパー白洲そとん壁W」が採用されています。

安定感のある落ち着いた外観。シラス壁の手仕事ならではの風合いが、独特の雰囲気を演出している。
スーパー白洲そとん壁W W-122 掻き落とし仕上げ

住宅と思ってしまうほど、落ち着いた佇まいの『北の杜動物病院』。
可能な限り自然素材を使用し、環境への負荷を低減しています。
シラス壁と木とガラスを用いた外観は、どこか懐かしく温かい雰囲気を醸し出しています。

シンボルツリーはどの部屋からも愛でることができる。四季折々の表情で私たちを楽しませてくれる。
スーパー白洲そとん壁W W-122 掻き落とし仕上げ

設計を手がけた、設計島建築事務所 三浦 正博氏に、「北の杜動物病院」におけるシラス壁の採用理由およびシラス壁の果たす役割をお聞きしました。
「自然素材ならではの風合いやテクスチャーが、大きな壁面を無表情にしないために適していると考えました。
また、耐力面材にモイス、断熱材にセルロースファイバーと、透湿性、調湿性のある素材を使っていますが、この組み合わせにおいては通気層を取る必要のないスーパー白洲そとん壁Wが最適であると思われるため採用しました。」

100%自然素材・シラス壁の持つ独特のデザイン性や、スーパー白洲そとん壁Wの二大機能「透湿」「防水」についてもご納得いただき採用となりました。

左:1F待合室 木を用いて柔らかな空間を実現。
右:2Fリビング(プライベートゾーン)。明るい光が差し込み開放感あふれる空間


「北の杜動物病院」の設計のポイント

動物病院併用住宅のため、商業建築として街にどう向き合うのか?さらに住宅としてプライバシーをどう保つか?と言う二者を両立させることに苦心した。
街に対しては、入りやすい雰囲気を創り出すために通りに対してガラス面を大きく取りつつも屋根の垂木とスーパー白洲そとん壁Wで柔らかい雰囲気を作った。
住居部分は通りから見えないように2階を主な生活空間とし、南側道路のため、あえて南に開くことを捨てて眺望の開ける方向に大きな開口と屋上デッキを作った。
また、待合室と診察室から見える中庭は光と風を回し、視覚的にも安らぎを得る効果があり、2階からは中庭に植えた木の葉が繁る様が伺える。


待合室部分の外観。待合室は、内と外の両方に開かれていて水平の広がりを感じる心地よい空間。
スーパー白洲そとん壁W W-122 掻き落とし仕上げ

北の杜動物病院のオーナーからは、
「患者さん達にも評判が良く、“どちらの設計事務所が手がけられたのですか?”とよく聞かれます。昨年の東日本大震災でも外壁にはほとんどヒビが入りませんでした。」との感想をいただきました。

設計島建築事務所は、華美なデザインやこれ見よがしのデザインに走ることなく、自然素材を使った気持ちのいい家をつくることを提案しています。
キーワードは「素の家」。
「素」という言葉には、素材、素顔、素足など、飾らなくても気持ちよかったり、美味しかったりするという意味が込められています。

アジア、アフリカ、ヨーロッパ46カ国を旅し、青年海外協力隊としてモロッコの世界遺産フェズの保存修復活動に参加するなどの経歴をもつ三浦 正博氏。
世界各地の文化や歴史に触れ、数多くの住居を視察した経験から、真の気持ちいい住まいを提案してくれることでしょう。

これからもシラス壁は、本物ならではの質感で、時代を超えて受け継がれる気持ちのいい住まいづくりのお手伝いをしていきます。

 

[三浦 正博氏が手がける住宅にも、スーパー白洲そとん壁Wが採用されています]

左:メイド・イン東北の家 スーパー白洲そとん壁W W-121 
右:七ヶ浜の家 スーパー白洲そとん壁W W-121


北の杜動物病院
〒981-8003 仙台市泉区南光台4-7-1
URL: http://www.kitanomori.co.jp/

設計島建築事務所
設計:三浦 正博
〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡2丁目3-30
TEL & FAX: 022-233-6020
URL: http://www.d1.dion.ne.jp/~kmiu/