採用事例紹介

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鹿児島県上野原縄文の森(鹿児島県国分市)

薩摩中霧島壁

国内最古で最大級の上野原遺跡。
この跡に建てられた歴史テーマパーク、
“鹿児島県上野原縄文の森”の展示館に、
約1,500m2にもわたり「中霧島壁」が施工されています。

上野原遺跡は、約9,500年前、縄文人が生活していた竪穴式住居などの集落跡で、土器や土偶など多彩な出土品が発掘された複合遺跡です。
この歴史的文化遺産を保存・活用し、『時空を越えてはるか縄文の世界と向き合い、ふれあい、学び、親しむ』ことを目的とした施設が「鹿児島県上野原縄文の森」です。

36ヘクタールもの広大な敷地には見学や体感のできるさまざまな施設があり、「中霧島壁」は、「展示館」や「埋蔵文化センター」に、採用されました。
すべてあわせると約1,500m2にもわたり施工されており、特に展示館吹き抜け部分は圧巻です。そして何よりも、仕上げ方法がユニークで、「縄文の森」らしい工夫を凝らしています。

仕上げにはいくつかの工程を要しました。まず事前に、粘土を小さく丸めて焼成したものを数万個用意します。そして、「中霧島壁」を塗り付けた後にくし引きを行い、そして追いかけて用意しておいた素焼きの団子を壁面にたたきつけます。あるものは壁に埋まり、あるものは凹を残す、このような地道な手作業によって、「地層」を表現しているのです。

はるか昔、縄文人も鹿児島湾をのぞむ「シラス台地」に生活していました。そして今、そのシラスを活用した壁材によって、その歴史が静かに語られています。

鹿児島県 上野原縄文の森
鹿児島県国分市川内1376-1
http://www.jomon-no-mori.jp/